生き続ける-消えない思い出-
# 第三章



- 梓side -



昨日は、一体何だったんだろう。

いつもの蒼の影も形もなかった。


結局昨日は、部長に言われるがまま帰ってしまったけれど…

あの後、蒼と部長は何か話したのだろうか。


なんで…
バスケ部と関わったら駄目なのか─────?



朝から私は、昨日の事ばかり考えて、その度に疑問と背徳感が交互に浮かんでいた。

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