生き続ける-消えない思い出-


────────────っ



突然、驚きの声を交えたどよめきが起こった。


何が起きたんだろう

ちょうど考えていた時だったから、目の前のことをちゃんと見ていなかった。


コートの真ん中には、登稀先輩がいた。



…私も私だ

昨日あんなに責められたくせに、今日も懲りずにまたここへ来ている。

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