生き続ける-消えない思い出-


それから、その体勢のまま、


関係ない人が勝手に入り込んだって、怒られないかな……

と、今さらながら心配になってきた。



そんな風に考える余裕が出てきたとき、どこからか、ボールのバウンドの音に混じって、

「せりざわ!パス!!」


そう聞こえた。


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