小指に繋がる一本の糸







「知夏…俺…我慢できへん……レイプした相手とのことも侑也とのことも…俺が消すから…」


あたしが琉依となら出来るって思ったのはこの言葉だった



悔しかったんかな…

琉依との間にない思い出が
侑也との間にはあること…


あたしだって
嫌やった




けど

もう全部埋まる


琉依色に
染まる






その夜

静かな部屋に
あたしの甘い声だけが響いていた










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