小指に繋がる一本の糸
琉依っ…
知夏…琉依の彼女…?
頑張るなっ…?
知夏…夏稀に負けへんくらい
かわいくなるっ
彼女、頑張るからっ♪
その日
知夏はスッて眠れた
なんでやろ…
琉依が隣におってくれる気がした
――――――次の日
「おは」
後ろから頭たたかれた
もぅ!!
朝から誰やねんっ
『…琉依っ?!』
『…知夏?』
『何びっくりしてんの?』
藍と唯が言った
『え?!あぁ…別にっ』
知夏ってば
何?動揺…?!
「一限、メールする」
小声でゆった琉依
…やばい
今の知夏
絶対顔赤いっ