小指に繋がる一本の糸
『ちょっ…ケホッ…やめてやっ…』
叫ぶ知夏になんか構わず
慎は知夏にイれる
もう
叫ぶ気なんて失くなってた
車から降りた時
夏稀は泣き叫び、吐いた
知夏はじっと光を見つめ
ぼーっとしていた
『まさか中01でレイプ経験すると思ってへんかったわ』
『ほんまやな…ケホッ…ゴホッ…』
『夏稀中出しされたし
妊娠したらどぉしよ』
『知夏も…ゴホッ…ケホッ…ケホッ……』
ケータイ…ない…
『夏稀達、恨まれてんのかなぁ??ハハッ…
こっから歩いて帰ったら01時間半はかかるなぁ』
『うん…ゴホッ…』
01時間半かけて歩いた
汚くなった体で
むなしい…
あんな簡単に犯されるなんてな……
服ボロボロやし
まぁ抵抗したからな…
琉依に会うの…嫌やな……