小指に繋がる一本の糸

優しさ‥身体










「知夏…?」

『見んとって』




『あほみたいやんな
知らん男に連れられて
こんなことなって

こんなんなっても…まだ…
意地はって…』

涙が溢れる知夏を


琉依は優しく抱きしめてくれた







< 72 / 105 >

この作品をシェア

pagetop