溺愛王子とヤンキー姫






「瑠樹~?」



涼は俺のことを瑠樹と呼ぶ…







「涼…お前は…どれだけの人を傷付けたら気がすむんだ…」






「はぁ?」




涼の顔から笑顔が消えた






「今までどれだけの人を傷つけた?
お前は…分かっているのか?」



「はぁ…馬鹿じゃねーの?」






「っく…」



涼は俺の髪の毛を掴んだ…




「どれだけの人を傷つけただぁ?
覚えてねーよ、んなもん」




こいつ…



涼は続ける…





「それに、俺はなクズしか殴らねぇよ?まあ、殴られるやつが悪いってか?ギャハハ!」



腐ってる…





























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