溺愛王子とヤンキー姫





「俺がその居場所を作ってやる♪」



私はその言葉を聞いた瞬間…



ぶわっ…




「うえ、あ、ちょっと…」



『あ、ありっありがとうっごさっいますっ…ふぇ』




達也さんは少し困った感じの顔をしたが私の頭を優しく撫でてくれた…



「ほら、そろそろ寝な?」


『はい…すいません…』



ふっ…



「おやすみ」



『おやすみなさい…』



カチャ…



達也さんはドアを閉めた…




ゴソゴソ…




達也さんの匂い…


なんか、落ち着くな…





泣きつかれた私はすぐに深い眠りに付いた…





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