溺愛王子とヤンキー姫
涼は…その為に今までどれ程の犠牲を出したのだろう…
多分、涼は本気だ…
何がなんでも望みは変わらんだろうな…
『ふっ…』
私は口元に笑みを浮かべた…
『その意志は変わらんな?』
「その為に俺は生きて来たんだ…」
―――――――…
『良いだろう…』
「美亜!!」
『來は黙ってろ』
「くっそ…」
來…ごめんな…私はやはり大人になれん…
龍も抗争の後に襲われたというのにな…
美亜side 終わり