溺愛王子とヤンキー姫
「おら、どけよ!!」
ん?下っ端を掻き分けて出てきたのは…
「ようこそ、美亜さんのお兄さん。
美亜さんならもうボロボロですよ?」
なっ、
「あんだと?」
「いや~弱かったですね、実に」
椋はゲラゲラ笑いながらそう言った…
「見ます?」
その前に
「てめぇをボコってからな?」
「え?…グハッ」
椋の顔に俺…ではなく填の足がクリーンヒット♪
「調子に乗るなよ」
お~コワッ
ま、ずっとここで止まってる訳にもいかねーし?
「先に進もうか」
「あぁ、」
俺はまだきずいてなかったんだ、
美亜のあんな姿を見ることになるとは…