溺愛王子とヤンキー姫









「おら、どけよ!!」





ん?下っ端を掻き分けて出てきたのは…











「ようこそ、美亜さんのお兄さん。
美亜さんならもうボロボロですよ?」








なっ、







「あんだと?」






「いや~弱かったですね、実に」







椋はゲラゲラ笑いながらそう言った…











「見ます?」







その前に






「てめぇをボコってからな?」





「え?…グハッ」




椋の顔に俺…ではなく填の足がクリーンヒット♪









「調子に乗るなよ」







お~コワッ




ま、ずっとここで止まってる訳にもいかねーし?





「先に進もうか」







「あぁ、」







俺はまだきずいてなかったんだ、
美亜のあんな姿を見ることになるとは…













< 265 / 339 >

この作品をシェア

pagetop