溺愛王子とヤンキー姫






コンコン、





姉ちゃんか?






「入るよ」






ガチャ…








「また、叫んで…で?今回は何?」









「これ、」






俺は姉ちゃんにそのメールを見せた







「美亜ちゃんが、ねぇ~」






なぜか流暢に喋る姉ちゃんに少しムカついた







「で?」






は?




「なんだよ」



「あんたは心配な訳?」




そりゃー






「あぁ、」








すると姉ちゃんはクスッと笑った








「じゃ、大丈夫ね。
心配する事ないわよ、美亜ちゃんなら」







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