溺愛王子とヤンキー姫





すると、




バコッ


と、誰かが俺の頭を殴った、


ちっ…誰だよ



しぶしぶ振り向くと


「ここはいちゃつく場所じゃないんだけど?(ニコッ)」



コワッ


そこには作り笑いをした
瑠樹ちゃんが立っていた


恐い…

でも、



「瑠樹ちゃんには関係ないだろ!!」


「はぁ?それに、美亜は最近誰かさんのせいで遊んでくれないしね~」




う、これは…反論出来ない





『あ、ゴメンね…また遊ぼ?』




美亜がそう言うと


何故か悲しそうに微笑んだ







「うん…そうだね」





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