王子様の秘密



『へへ…捜したよー、夏美ちゃん。』


なっ、なにこいつ!!!?


「な、なんなのよ!!ここどこよ!
私をどうする気!?」


私が、勢いよくいったら

男は、笑いだした。


『ハッハッハッ!!!…この状況で分からないの?』


「も、もしかして…!?」


『ご名答。』


「いやー、私のファンだったなんてビックリだなぁ♪
あっ!!でも、サインはあげないよ~!!
私、サイン持ってないからいい機会か!!!」


『えぇ~、そーなのー!!サインもらおうと…って違う!!!』


うわ!!のりツッコミ、下手だなぁ。

そして、私は

「下手…ですね。」

と、言ってしまった………


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