王子様の秘密
『さぁ、来てもらえるかな??』
「ほぇ?どこにですか???」
『見ちゃったでしょ?』
あれという風に、お兄さんが指差してのわ
あの暴走族達の方だった。
「みみみみ、見てません!!」
『僕の前でわ、嘘わつけないよ…』
そう言った、お兄さんの目を見たら動けなくなった。
そして、
「み、見ました………」
本当のことを言ってしまった。
『ほらね。嘘わつけないでしょ。じゃぁ、一緒に来てもらうよ。』
お兄さんが、私から目を反らした途端に私わ逃げ出した。