School Daysなレクイエム!
俺は苦笑いをし、ベッドから乗り出す形で辺りを見渡す。
右手にはベッドがもうひとつあり、少し奥に手洗い場があった。
やはりここは保健室のようだ。

彼女に言った。

「なぜダメなんでしょう?」

「会長命令だからです」

穏やかな声が俺を安心させる。
しかし会長って誰だ?

と、でっかいゴキブリが隠れているような何かが動く音がした。
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