雨のち曇り



私は、もう自分の気持ちがよく分からなかった。



夜、ホテルで泉に相談した。



「愛はバカだねー」



「うるさい!」



「まぁ、智也としばらく話してないと冷めて、他の人を気になっちゃう気持ちはよく分かるよ」



「でしょー!?」



「でもさ、修学旅行ぐらいの楽しまなきゃ!」



「うん」



「ってことで、隆志のとこ行くよ!」



私たちは男子の部屋に乗り込んだ。



「隆志ー!トランプしよ」



「いいけど…」



部屋に入ると、たくさんの男子がいた。







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