雨のち曇り
「誰いるの?」
「待って聞いてみる!…拓、誰いるの?」
「いっぱいいる」
「いっぱいいるってー」
「ふーん。行こっか!」
「拓、うちら今から行くからね」
「わかった」
そう言って拓は電話を切った。
「よし!行くか!」
私は由希と一緒に拓の家に行った。
「おじゃましまーす」
中に入ってみると男子がいっぱいいた。
…てか、ほとんど隣のクラス。
由希は同じクラスの男子のため、すぐに仲間に入ってゲームを始めた。