やまとなでしこ
~第三章~
文化祭
__咲良side
「しーあわっせなーら手をたったこー♪」
思わず思わーず、歌っちゃうーぜ。
「うっさい、黙れ。恥ずかしい。」
隣で暴言を吐く可愛い女の子。
誰かって?
え、知りたい?
俺の彼女ってやつですよ。
結良ちゃんですよ。
「俺幸せすぎて飛んでいける~。」
「そのまま、あの世まで飛んでいけば?」
こうやって意地悪言う結良ちゃんも可愛いね、全くもう!!
「結良ちゃん。」
「なに。」
「咲良って呼んで?」
彼氏なったしな、意外に結良ちゃんそういうのなれてそうやしな。
と思ってたずねたんやけど…。