暴走族のヒミツの寵愛姫☆




「なぁ、姫奈」




バイクに戻る途中で呼びとめられた。




「…どうしたの?」




「俺、お前を幸せにするから…付き合ってくれねぇか?」




そう言って、あたしに渡してきた花束。



紫のチューリップがいっぱい…。




「この花言葉…」




< 189 / 225 >

この作品をシェア

pagetop