座りの悪い盆(信州シリーズ1)
亜紀がうれしそうに手を叩く。
「わーい。みずたき、みずたき。
お手伝いしていい?小百合姉さん」
「もちろんいいわよ。台所行く?」
亜紀が清一のほうを向いて、
「パパ、いい?」
ヨネは笑顔で一部始終を見守っている。
清一が明るく答える。
「もちろんいいとも!」
亜紀は喜んで小百合の後について部屋を出る。
ヨネがしんみりとつぶやく。
「あの子はほんまにええ娘こじゃ、ゴホゴホ」
清一、すぐに駆け寄りヨネの肩を支えて、
「ああ、大丈夫?休んで、休んで」
「お前達の笑い声が一番なんじゃがのう」
「ああ」
その時外で車の止まる音がしてヨシおばさんが帰って来た。
皆で迎えに出る。
「わーい。みずたき、みずたき。
お手伝いしていい?小百合姉さん」
「もちろんいいわよ。台所行く?」
亜紀が清一のほうを向いて、
「パパ、いい?」
ヨネは笑顔で一部始終を見守っている。
清一が明るく答える。
「もちろんいいとも!」
亜紀は喜んで小百合の後について部屋を出る。
ヨネがしんみりとつぶやく。
「あの子はほんまにええ娘こじゃ、ゴホゴホ」
清一、すぐに駆け寄りヨネの肩を支えて、
「ああ、大丈夫?休んで、休んで」
「お前達の笑い声が一番なんじゃがのう」
「ああ」
その時外で車の止まる音がしてヨシおばさんが帰って来た。
皆で迎えに出る。