幸せよ、君へ...










私は、一人公園で泣いていた。










理由は――――――私が死んだこと。










さっき、この事実を知った


帰り道にトラックに轢かれたらしい私は


自分の葬式から帰ってきたところ。



「なんで、死んじゃうんだよ・・・」



呟いたって、叫んだって誰にも聞こえない声。




私は泣いた



悲しくて



悔しくて



寂しくて・・・。













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