好き・・・大好き・・・

「あの、西村先輩終わりました。」

と、未来さんが先輩に声をかけた。

「お、終わったか。よし、みんな集合。」

するとみんな一列に並んだ。
輝もいるし・・・
輝とバッチリ目があったけどちょっとだけ微笑んでくれた。

私はなんだか顔が熱くなり下を向いた。

「今日からマネージャーになってくれる・・・あ、名前聞いてなかったな。自己紹介してくれ。」

すると未来さんがさきに一歩でて自己紹介をやり始めた。

「私は1年の吉竹未来です。初めてなので迷惑かけますがよろしくお願いします。」

「かわいくね?」とか「マジタイプ!」とかいう声が上がってくる。
そりゃ可愛いから・・・って次私だ・・・

緊張するよ・・・

「わ、私は1年の相澤舞恋です・・・えっと・・・初めてなにもわかりません・・・でも自分なりに頑張っていこうと思います。みなさんの夢が叶うように頑張りたいと思います。よろしくお願いします・・・」

ちらっと輝の方をみるとまたニコッと笑っていた。
またさらに赤くなってしまう・・・

「て、ことでよろしくな。」

「はい。」

「よし!練習開始!」

みんなアップしている中、私と未来ちゃんは飲み物を作っていた。
粉で作るのは初めてじゃないから大丈夫。

人数分作るのは大変だな・・・
私はとにかく水をいれて粉をいれての繰り返し作業をしていた。

「あ、あの私タオル取りに行ってきます。」

飲み物は未来さんに任せて私は洗濯物からタオルをとりに行った。

マネージャーの仕事していると輝なんて見ている暇ないなぁ・・・
マネージャーだったら見れるかなって思ってたのに・・・
そう簡単に甘くはないな・・・

私はタオルを取って走って戻っていった。



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