好き・・・大好き・・・

自分の思い~輝Side~


俺・・・なにしてんだろ。
何で手なんかつないだんだろ。
自分でもわけわかんない。

なんだかんだ言って舞恋を傷つけたことには間違えはない。
俺、軽い男だって思われたかな。

思われたってしょうがないよな。
明日からどうすればいいだろう・・・

でも、俺は本当に吉竹は好きでわない・・・むしろ苦手だ。
だからその話を舞恋にされたときはびっくりした。
吉竹は何を考えているのかわからない。

俺にはわかる。
あいつには影があるっていうのは・・・
表ではすごく優等生ぶって男子と仲がいいけど、裏では何かがあるはずだ。

でも、舞恋は違う。
きっといい人なんだろう。ただ・・・何か過去にあったのかもしれない。
聞くのもあまりよくないから聞かないが・・・
でも、舞恋がマネージャーになってくれてすごくうれしかった。
よくよく考えてみると今日の練習中もすごく舞恋が気になって練習に集中できなかった。

なんか放っておけないというか・・・

一緒にいても飽きないし、逆に楽しいし・・・
たぶん俺は舞恋のことが・・・好きなのかもしれない。

入学して早々だろって思う人がたくさんいるかもしれない。
でも、なんか放っておけない。俺が守ってあげたいって思う。

なんか舞恋が喜んでくれることはないかな・・・

あっ・・・決めた。

舞恋にも感動を味わってほしい。
一緒に感動を味わいたいんだ。

俺は絶対に・・・舞恋を甲子園に連れて行く。





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