好き・・・大好き・・・
放課後…
何気に高校の1日はとても早く感じるんだなぁ。
私は今回何部に入ろうかな…
中学のときはバレー部に入っていたけど…
もうさすがにバレーはやりたくないし。
ほかの部活もやりたいんだけど…
高校は帰宅部にしようかな。
そう思いながらぶらぶらしていると高校の校舎はすごく広く感じた。
西側には旧校舎がありとても古い。
でも、中に入れるみたいだからはいっちゃおうかな…
私は渡り廊下を渡った。
旧校舎には部室があるから利用する人は多いらしい。
ほかの学校でいう旧校舎は立ち入り禁止で怖い感じのイメージがあるみたいだけど。
「お、相澤じゃないか。」
後ろから声がして後ろを振り向くと担任の三浦先生がたっていた。
三浦先生は男の先生だけどまだ新任の若い先生みたい。
教科は見た目でわかる体育の教師。
クラスの女子みんなから人気のある先生。
「相澤は部活何にはいるか決めたのか?」
「いえ、まだなんです。」
「そうか…勉強がんばるのか?」
「ま、そんなところです。」
「先生、バスケの顧問してるからマネージャーならうけつけるぞ。」
バスケ部…
バスケ部は…
「相澤?」
「あ、いえ、何にもないです…失礼します。」
私は旧校舎から出て行った。