好き・・・大好き・・・

バス停にはもう輝がいた。

「ごめんね、遅くなって。」

「おう。」

輝ははめてたイヤホンを外した。
というか、こうやって隣でならんでいると・・・

「輝また身長伸びたね。」

大きくなってるし。

「そうか?自分じゃよくわかんね。」

そうやってニコッと笑う。輝の笑い顔好きだな。
私はそう思いながら見上げていた。


「そ・・・な・・・・・・んな。」

「えっ?」

「そんなまじまじみんな!」

そう言いながら輝は顔を真っ赤にしている。
なんか・・・かわい。

「輝タコみたい!タコ!」

「はぁ!?意味分かんね。」

そういいながらお互い笑ってるし。

そう思っているともうバスが来てしまった。
今日は来るのが早く感じるな。

私と輝はバスに乗り込んだ。

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