好き・・・大好き・・・
その舞恋の姿はすごく愛おしかった。
「あ、お母さんの車だ。」
向こうから見える車がどうやら舞恋のお母さんの車のようだ。
「私、帰るね。一緒にいてくれてありがと。また明日ね。」
そう言うと舞恋は帰っていった。
さて、俺も帰ろ。
俺はチョコを連れて家に帰ることにした。
ほんとこいつは女好きだよな・・・
舞恋にベタベタくっつきやがって。
「ワンっ!」
のんきに吠えてんじゃねえよ。
そう思いながら俺は家に帰った。
――――・・・
「ただいま。」
「遅かったね。ご飯できてるから。」
チョコの首輪を外して俺は椅子に座る。
やっとご飯かよ。
はやく風呂入って寝よ。
急いでごはんを食べて風呂入ってすぐに寝た。
なんか寝る前に誰かからメールが来ていたけど、先輩かと思って無視して寝た。
明日も朝練だから早く起きないとな。