好き・・・大好き・・・

ピピピピ・・・ピピピピ・・・


「ふぁぁぁ・・・」

そういえば先輩から昨日メールが来てたんだったよな・・・
携帯を開く・・・って舞恋じゃん!

しかも2件入ってるし!

《舞恋です。登録よろしくです。》

《そっか、眠たかったから寝ちゃったかな。お休み。》

はぁ・・・俺としたことが。
自分からメールしてとか言いながら。

なんて言おうか・・・言い訳にもなんぇよ。

俺は朝ごはんを食べずにバス停に行った。

走っていくともう舞恋はいた。

やべぇ。なんて言おう。

「おはよう・・・」

「あ、輝。おはよう・・・「昨日はごめん。」

「あ、メールのこと?全然いいよ。輝眠たかったやろうし。」

そう言いながら舞恋は笑っていた。
よかったぁ・・・呆れられてたらどうしようかと・・・

「ごめんな。あれから大丈夫だったか?」

「うん。大丈夫だったよ。」

「ならよかった。」

なんか微笑んでいる舞恋がかわいい。
でも、俺って舞恋からどう思われてんだろ・・・

ただの仲のいい友達か?それとも・・・?

でも、今はいいや。
舞恋がどう思っていようと俺の気持ちが大切だよな。

「あ、輝バスがきたよ。」

今は片思いかもしれないけどいつかは・・・



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