好き・・・大好き・・・
「いや・・・ちょっとなんか心配だったから。」
「わざわざ?」
「うん。」
少し嬉しかっけど・・・もう少しでお母さん帰ってきそうだし・・・どうしよう。
バレたらお母さんうるさいし。
「輝、来てもらって悪いんだけど、公園かどっかで話そ?」
「なになに?部屋が散らかってるから?」
「ちがうよ!」
ま、散らかってるのは事実だけど。でも、このまま家にいたら絶対に・・・
「ちょっと待ってて。」
私は2回に上がり、部屋着から至福に着替えた。
・・・――――
私と輝はバス停近くの公園に行った。
もう辺りは真っ暗だったけど。
「輝なんか話すことない?」
「俺?・・・ないなぁ。思い浮かばね。」
じゃ、なんでうちの家来たんだよ。
そう思いながらブランコに乗った。
すると輝も私の横のブランコに座った。