好き・・・大好き・・・

何かめまいがしてきた・・・
やばい・・・さすがにもう限界かもしれない。

私はその場で意識を失った。

・・・――――――――

・・・目が覚める。
ここは・・・保健室か。
やっぱあの時意識失ったんだ。

「相澤さん起きた?」

カーテンを開けると保健の先生の宮島先生が入ってきた。

「今起きました。」

「多分貧血ね。もう少し休んでてもいいから。」

「ありがとうございます。」

そういうと宮島先生は保健室を出て行った。
静まり返った保健室。

むなしい・・・
寝ようにも寝れないし!

私はただ毛布にくるまっていた。

ガラガラガラ・・・――

あれ、誰か入ってきた。
誰だろう・・・?

「宮島先生?」

この声は輝だ。
いきもできないくらいに緊張する。動いてしまったらバレてしまいそうで・・・
寝返りもできなかった。

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