好き・・・大好き・・・
「なんだっていいだろ。お前には「関係ある。」
輝の声を遮ったのは未来ちゃんだった。
「輝のことすきだから付き合って。」
「お前となん「付き合わないと・・・舞恋がどんな目にあうかわかってるよね?」
そういうと輝の声がなくなった。
未来ちゃん卑怯すぎる!
「いいよ・・・」
「えっ?」
「付き合うよお前と・・・ただし、舞恋には一切手を出すな。」
「いいよ。」
何言ってんの輝・・・未来ちゃんと付き合うの!?
なんで、そんな理由で・・・私なんかほっといていいのに・・・なんで。
「今日からよろしく、輝!」
そう言うとカーテン越しに短いリップ音が保健室に響いた。
ドアの閉まる音がして未来ちゃんは保健室を出て行った。
私はベッドから起き上がった。
「輝!」