好き・・・大好き・・・

好きなのに~輝Side~


吉竹に言われた言葉。

「付き合わないと・・・舞恋がどんな目にあうかわかってるよね?」

こいつ、また舞恋に嫌な思いをさせる気か?
こいつとなんか絶対付き合うのはごめんだ。

でも、よく考えてみろ。
これで舞恋が悲しまないのならば、俺はこいつと・・・

「いいよ・・・」

「え・・・」

「付き合うよお前と・・・ただし、舞恋には一切手を出すな。」

「いいよ。」

いったからな。こいつ。『いいよ。』って言ったからな。

すると吉竹は保健室を出て行く前に俺の頬に軽くキスをした。
キモイ・・・このキスが舞恋からだったらどんだけ嬉しいものか・・・

俺はゴシゴシとキスされたところを拭き取った。


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