まだ好きです(完)
生まれ変わり
いつもと変わらない朝
「いってきま~す」
今日は気分が乗らない。今日の給食はカレーだっていうのに。
一人で向かう学校はやけに長い。
いつもは駿の買った肉まんを奪い合ったり、マフラーを二人で首が絞まるほどぐるぐるまきにしたりしたのに。
もう私の隣に「君」はいない。
私の前を歩く人たちはみんな男女でラブラブだった。
それがやけに気になって。
いつもはカップルとか全然気にならないんだけど、
彼氏がいなくなった瞬間
いろんなカップルに勝手にやきもちやいて、
勝手にくやしくなって
勝手にむなしくなる。
「あ。。やば」
急に足がふらふらして地面に膝がついてしまった。
そのときだった
「大丈夫か?」
優しい声?
私は後ろを振り返った。
駿?
「いってきま~す」
今日は気分が乗らない。今日の給食はカレーだっていうのに。
一人で向かう学校はやけに長い。
いつもは駿の買った肉まんを奪い合ったり、マフラーを二人で首が絞まるほどぐるぐるまきにしたりしたのに。
もう私の隣に「君」はいない。
私の前を歩く人たちはみんな男女でラブラブだった。
それがやけに気になって。
いつもはカップルとか全然気にならないんだけど、
彼氏がいなくなった瞬間
いろんなカップルに勝手にやきもちやいて、
勝手にくやしくなって
勝手にむなしくなる。
「あ。。やば」
急に足がふらふらして地面に膝がついてしまった。
そのときだった
「大丈夫か?」
優しい声?
私は後ろを振り返った。
駿?