まだ好きです(完)
「そうですよ。駿は色々お世話になってます。」


声、可愛い!!!もう何もかも美しいです!!!


「あ、えっと…さっきのことは気にしないで下さい!!」

とっさにでた私の言葉が一番かかわりたくない話題についての言葉だった。


「あ。さっき駿とキスしてたよね?」


きゃああああああああああ!!!!!


「え。はい…えっと、すいません。」


恥ずかしすぎる!キスしてたときの私の顔絶対、変!


「謝ることはないわ。いいことよ、青春って。」


「本当に駿…じゃなくて、駿君はいい人で。」

駿のお母さんの方からほんのりと甘い香りがくる。


「駿も、雛ちゃんの事すごく好きみたいですよ。」


「あ!!!ありがとうございます!!!!」


「駿も意外と、一途なとこあるのよねー。」


「そうなんですか!」


駿…一途なんだ。


「昔から、一途で、外食に行っても毎回同じものしか頼まなくて。」


「へーぇ!!!私はいろんなもの食べてみたいですけどね!!!」


って何自分の事話してんだぁ!!自分!!!


「あ。大会始まるみたいよ。」



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