まだ好きです(完)
「救急室ってこんなに古かったっけ。」


「なんか50年くらい前に建設されたらしいよ」

「まず、俺のテーピング変えてくれよ。」


駿は怪我をしてるにもかかわらず、1位になった。


「駿は本当にすごいよ。」

「雛の応援もすごかった。」

「あ///あれは、なんかとっさに…!」

「あの応援なかったら、俺負けてたかも。」

「あ~あ。もう2人ラブラブ過ぎて困るわー。俺いったんここ出る。暑苦しい~。」


「新っ///////」

そう言って新はトボトボと救急室から出て行った。


「新ってやつは」


スポーツしてきた後の駿は、とってもかっこよかった。



「もっと、パワー欲しいなー。雛ちゃん」

「や!!駄目!!朝駿のお母さんに見られたんだよ?」


「別いいじゃん。そんくらい」

「そんくらいって~~!!すっごく恥ずかしい!」

「俺は恥ずかしくない。」

ちゅっ


「ちょっ」


ちゅっ


「やめ…」

「口にしていいっすか?」


また、曇りのない瞳。


ううっ負けた。


「いいですよ。。。」



「んじゃ、いただきまーす」


ちゅぅぅぅぅぅぅ



なんか、心地いい


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