まだ好きです(完)
今日一日は駿のこと、忘れよう。


考えてたって駿は現れない。


「雛ちゃ~~~~ん!こっちこっち!」

うぁー!日向ちゃん。まさかの黒ビキニ!

「日向ちゃん…あの…セクシー(?)だね!」

「あはははは!黒だから?」

それに比べて…私は白のレース付きのワンピース的な水着だ。


いきなり海って言われても…色々女子には準備が必要だ。

「ここには、結構イケメンいるって有名なんだよ!」


「イケメンかぁ~。」

「まあ。雛ちゃんは駿君がいるけどね。」
「まぁね~~!」


海の砂が日に当たってかなり熱い。


海には家族や友人、恋人でにぎわっていた。


家族で、砂場を作ったり。


友達で浮き輪にのって遊んだり。

恋人で浮き輪にのりながらいちゃいちゃしたり。



どれも、幸せそうに笑っている。


< 118 / 202 >

この作品をシェア

pagetop