まだ好きです(完)
「雛ー!いつまで、髪の毛いじってるのー?もう遅刻するわよー。」
「んー。ちょっと待って~。」
今日は駿とのはじめてのデートのように気合入りまくった。
髪をセットするにも30分は余裕でかかってる。
女の子の朝は長い。
今日は長い髪を耳上に二つに結んで前髪はぱっつんを強調した。
まつげも少し巻いて、笑顔の練習をした。
「よし。雛完成!!!!」
Yシャツのネクタイをびしっと締めて、鏡で自分をもう一度確認した。
「いってきまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!」
「まったくー。女の子になっちゃって。雛ったら。もう。」
お母さんは自分の青春時代をおもいだしているのか、とても懐かしそうな目で私を見送った。
今日は駿に会える。
嬉しいはずなのに、なぜか、不安だった。
「んー。ちょっと待って~。」
今日は駿とのはじめてのデートのように気合入りまくった。
髪をセットするにも30分は余裕でかかってる。
女の子の朝は長い。
今日は長い髪を耳上に二つに結んで前髪はぱっつんを強調した。
まつげも少し巻いて、笑顔の練習をした。
「よし。雛完成!!!!」
Yシャツのネクタイをびしっと締めて、鏡で自分をもう一度確認した。
「いってきまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!」
「まったくー。女の子になっちゃって。雛ったら。もう。」
お母さんは自分の青春時代をおもいだしているのか、とても懐かしそうな目で私を見送った。
今日は駿に会える。
嬉しいはずなのに、なぜか、不安だった。