まだ好きです(完)
私の名前を呼ぶ声…。私はそっと振り向いた。そこに立っていたのは……

「新…。」

なんで…ここに?まさかの一人マック??????いやいや…まてよ!新は友達も多いほうだし、こんなところに一人で来るタイプじゃないよね????何しに来たのかな。

「……どーしたの?」

新はいつになく真剣で、私はなんか緊張していた。日向ちゃんは、この空気に圧倒されたのか、「トイレいってくる!!」といって逃げていってしまった。残された…私と新。

「雛、話がある。」

話…って……ま、、、まさかあぁぁぁあ!!!!この間、食堂で新のプリンを横取りした恨みとか?それとも、新の理科のノートに落書きしたら、ノート点検の時その落書きが見つかって、新がめっちゃ怒られたのの、恨み??????ぎゃああああ!!本当にスイマセェェェェン!!!!


「あ!この前色々迷惑かけちゃったけど…ごめん!!あれは、本気で謝る!」


「いや、そーいう事じゃなくて…」


「え?」


じゃあ、どーいう事よ!!!!えーっと、他には~~~~。

「好きなんだ。」



え………え?ええええええええええええええええええ?


意味分からない。え?好きって、私の事……????


「えっと~。あ、ありがとう。あはっ☆」


うっわあああ「あはっ☆」とか何言ってんだ!私馬鹿野郎~~~!



ん……新。真剣だ。これは、まさか本気で私の事を?




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