まだ好きです(完)
「うっわ~。今日はハンバーグだ!」
今日の夕飯はあっつあつのハンバーグ!しかも、でかい!やった!私は一気にテンションが上がった。
「甘いな!雛。中を開けてみ!!!」
お母さんはそういうと、わざとらしいウインクをしながら、私を見た。お母さん…可愛いつもりでウインクしてるんだろうけど、それ……変顔にしか、見えないよ。
私は、おそるおそる、ハンバーグを二つに割った。おおっ!!!!
中には……チーズ!!!おお、チーズINハンバーグときたか!なるほどぉ~。やるな、お母さん。ハンバーグの中に何が入っているかなんてわかんなかった。
「運命も、そうよ。何があるか分からない。そう、夢を持ちなさい?雛。夢は前を向いていられる魔法なのよ?」
「夢は……魔法?」
「そうよ。夢があると、それに向かって、努力しようとするから、自然に前向きになるのよ。」
「ふーん。」
「いい例なのは、そうね~。駿君???とか?」
「えっ!!!!!お母さん!ちょ!なんで?」
「やっぱり。いい男じゃない。駿君!」
あ~あ。お母さんと、恋バナするような関係になってしまった……。
「駿君、陸上の時、目標を持って頑張っていたそうじゃない?だから、自然に前向きになってたわ。」
「……確かに。」
足痛めめいても、絶対弱音をはかなかった。「大丈夫」それしか言わなかった。
駿……。
今日の夕飯はあっつあつのハンバーグ!しかも、でかい!やった!私は一気にテンションが上がった。
「甘いな!雛。中を開けてみ!!!」
お母さんはそういうと、わざとらしいウインクをしながら、私を見た。お母さん…可愛いつもりでウインクしてるんだろうけど、それ……変顔にしか、見えないよ。
私は、おそるおそる、ハンバーグを二つに割った。おおっ!!!!
中には……チーズ!!!おお、チーズINハンバーグときたか!なるほどぉ~。やるな、お母さん。ハンバーグの中に何が入っているかなんてわかんなかった。
「運命も、そうよ。何があるか分からない。そう、夢を持ちなさい?雛。夢は前を向いていられる魔法なのよ?」
「夢は……魔法?」
「そうよ。夢があると、それに向かって、努力しようとするから、自然に前向きになるのよ。」
「ふーん。」
「いい例なのは、そうね~。駿君???とか?」
「えっ!!!!!お母さん!ちょ!なんで?」
「やっぱり。いい男じゃない。駿君!」
あ~あ。お母さんと、恋バナするような関係になってしまった……。
「駿君、陸上の時、目標を持って頑張っていたそうじゃない?だから、自然に前向きになってたわ。」
「……確かに。」
足痛めめいても、絶対弱音をはかなかった。「大丈夫」それしか言わなかった。
駿……。