まだ好きです(完)
恋人
目を閉じれば、彼とも思い出がまるで1つもドラマのように、思い描かれていた。
「雛」
「何?」
「呼んだだけー」
高校に入って初めての夏。
結構私達は仲良くなった。
夏休み明けにはすぐ運動会がある。
私と駿は運動会準備係。
今日も活動があった。
「駿ー!!このダンボールどこに運ぶの?」
「体育館じゃね?」
うわー。このダンボールめちゃくちゃ重いんですけど!!
「持つ?」
「え?」
「雛、握力すくねーんだから無理すんな。」
気づいてくれてたんだ。
胸の奥がきゅーんってなった。
「む,,,無理なんかしてないもんねー。」
うわ。意地張っちゃった。
こーいう時は甘えたほうがよかったのかも。
「してんじゃんか。丸見えなんだよ。」
え。
そういって駿はぐいっと私が持ってるダンボールを持ってくれた。
「…ありがとう」
「いえいえ~。」
憎めない奴。
でもそこがいい。そう思った
「雛」
「何?」
「呼んだだけー」
高校に入って初めての夏。
結構私達は仲良くなった。
夏休み明けにはすぐ運動会がある。
私と駿は運動会準備係。
今日も活動があった。
「駿ー!!このダンボールどこに運ぶの?」
「体育館じゃね?」
うわー。このダンボールめちゃくちゃ重いんですけど!!
「持つ?」
「え?」
「雛、握力すくねーんだから無理すんな。」
気づいてくれてたんだ。
胸の奥がきゅーんってなった。
「む,,,無理なんかしてないもんねー。」
うわ。意地張っちゃった。
こーいう時は甘えたほうがよかったのかも。
「してんじゃんか。丸見えなんだよ。」
え。
そういって駿はぐいっと私が持ってるダンボールを持ってくれた。
「…ありがとう」
「いえいえ~。」
憎めない奴。
でもそこがいい。そう思った