まだ好きです(完)
 「はぁ。。はぁ。。」

たいぶ走った。もう追いかけてはこないだろう。



「よかった。逃げられた」

「ありがとう。」

まだ、手は握ってる。あったかかった。


「あ」


目の前には,,,,駿と日向ちゃん?


「まさか二人付きあってるんですか?」


日向ちゃんが興味津々そうに聞いてくる。



「いや。。」


私が言おうとしたそのとき


「付き合う予定。」



え?



えええええええええええ

新何言ってんの~~!!

付き合う予定?!!



「ちょっ!!新!!」


「いいじゃん。俺雛の彼氏候補。」




はああああああああああ



駿?駿はどんな顔してるんだろ


「ふはっ!!いいんじゃね?お似合いだよ。」

駿の…冷たい言葉。。冷たい目線


顔は笑っているのに心は笑っていないような感じ。

何。それ。。。。



駿。もっと反対しないの?



雛と付き合っていいのは俺だけだ、とか



そんなクサい台詞いってもいいよ?


なんで?



もう本当に好きじゃないの?




数日前まで笑いあってたのに。










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