まだ好きです(完)
★雛side★
「ぁ~あ。新。失恋パーティでも開こうよー。」


花火が打ち上げられた。色々な花火が上がる。


「駿の事好きなんだねー雛は」

「え!!!まさかばればれ?」

「うん」

「えええええええええ」


そんなに私駿好きアピールしてたっけ!!!


かなり恥ずかしい!!


「でも。まあ頑張ってよ。応援するから」


「うん。頑張るよ。」


「よし!!!今、駿に会いにいってくる。まだかえってないだろうし!!最後にばーんと、閉めてやる」

「いってらっしゃい」


新は本当に優しいな。



私も頑張らないとね。

はぁ…はあ…。少し走ったところに…いた!!駿。

「駿!!!」



「話がある。」


これで終わりにしよう。


よし。ちゃんと区切りつけるんだ。大丈夫。いえる。

駿は日向ちゃんの方を向いて

「日向ちょっと行って来る。」
といった

「うん」




お祭りの道をはずれた小さな木の陰に呼び寄せた。


「駿。。」


「ん」

これで…終わり。だから…ちょっとだけ、わがままさせて。


ぎゅっ!!!


「本当にこれで終わりにするから。最後に!!!」



私はつよくつよく、駿を抱きしめた。好きだよ。好き。大好きだよ。





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