大好きな人。【完】









――――……。



「あっ、優ちゃんおはっ………どうしたの?」




教室に着いた途端


真紀ちゃんの顔を見たら安心して…


涙が止まらなくなった。




「優ちゃん…大丈夫?」

「………うっ、」




走ってきたのと泣いているのでまともに話せない。


私のあまりの号泣さに
さすがの山本君も心配そうに見ていた。



< 126 / 130 >

この作品をシェア

pagetop