ナンパ男との恋 社会人編
「そっか。ありがと。
ようやく決心ついた・・・
んじゃ、おやすみ」
そう言いながら
中に入ろうとする あかりさんに
「そういや・・・
俺達 引っ越すけど・・・
何かあったら
ちゃんと電話しろよ?」
「んー・・・?
引っ越すの?
あーそかそか。
あんだけ 騒がしければ
仕方ないもんね。
ほんっと・・・
春菜に同情するわー
こんな男に引っ掛からなければ良かったのにさ。
とりあえずー
もう・・・・
春菜の事 泣かせないであげてよ。
ね・・・?
じゃーね。
また 春菜に電話するわー」
「え?あ、はい!」
「何が 同情するーだと。
ったく・・・・」
輝樹は 何か 引っ掛かる言葉を言われたようで
少し不機嫌な感じだけど・・・
あかりさんが お母さんになる。
そう思うと
何だか 少し うれしくなって
少し・・・・
羨ましくもなった。