ナンパ男との恋 社会人編
そんな状況の中、
日曜の正午・・・
正樹くんかの電話で一変した。
「また 輝樹がテレビ出てる!」
「へ!?な、なに?」
「今すぐ テレビつけてみて!」
言われた通り
チャンネルを変えていくと
「輝樹・・・・・?」
正樹くんと通話中だった事も忘れ 携帯を床に置き
画面から目が離せない。
それは、
地元のテレビ局で
今 話題の人を特集するという内容・・・
それに 何で
輝樹が出てるのか
やっぱり、
頭がついていかない。
こんな・・・事したら
ますます
輝樹と会えなくなる・・・。
何で・・・
私の事・・
嫌いになった?
別れる口実がほしかった?
でも・・・
待ってって・・・
ちょっとの間だからって・・・
信じて・・・いいんだよね?
・・・そして、
それが序の口だという事に気づいたのは それから間もなくの事だった。