ナンパ男との恋 社会人編
自分の名前の漢字を
思わず考えてしまうほど緊張ながら
名前を書く事なんて
きっと これから先ないだろう。
ようやく
書き終えると、
「ほんとに いいんだな?
もう 離してやんねぇからな?」
そんなの・・・・
「言われなくたって
私が 輝樹から離れるわけないじゃん」
もしかしたら、
これから先
また 不安になったり、逃げ出したくなったりするかもしれない。
輝樹が 他の人に 目移りしちゃうかもしれない。
浮気だって・・・
されるかもしれない。
でも、きっと
何があっても
別れる勇気なんてないんだから・・・
それなら、
突き進むしかないじゃん。
しがみつくしかないじゃん。