Love & Friend
「梓~。一緒帰らん?雄介と千野先に帰って俺一人やけん」

えーなんであんたと~。て言おうとしたけど、あたしも一人やし~…。
まぁ~いっか。

「うん~良いよ。」

あたし達は一緒に帰ることにした。

校門を出た所で話しかけられた。

「梓さぁー…明日の試合くんの?」

「明日…?行くよ~。」

良い男子を探すために。(笑)

「そっか~…。」

竜の言葉であたし達の会話がなくなった。
うぅ゛…なんか気まずい…;
なんで?;;

「…。」

「……。」

あたし達は気まずいまんま家の前まで着いてしまった。

「えーとじゃ「明日の試合!!…俺スタメンだから!見ろよ?…以上…。じゃーな。」


「……!えっ;あっうん。;じゃーね;;」

竜はそう言うと自分の家に帰って行った。

……なんだったんだ・・・?;;

あたしは玄関の前で呆然と立ち尽くしていた。


そりゃ…行きますよ?
良い男子を見つけにだけどさぁー…;

でも…でも…最後の『俺スタメンだから!』っていらなくね?
あたしは竜の試合見るつもりなかったんですけど…。



あたしはそんなことを思いながら自分の部屋に行った。


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