Love & Friend
「お母さ……?」

「あら梓おはよう」

……え……?

「お母さん今叫んで…「気のせいでしょ」

…………お母さん?

「あー今からご飯作るわね」

そう言ってお母さんはキッチンへ向かった。

「何だったんだ…?;」

あたしは頭の上にクエスチョンマークを付けながら自室に戻った。



ガチャ―。

「何だったんだか…!!!!???」


あたしはドアを開け中に入ろうとするといきなり目隠しをされた。

「は!?え!?何!??誰!!」

あたしはその場でジタバタ。

「クス…だーれだ!♪」

すると目隠しした奴がお決まりの台詞を言った。

「は!?一体誰!?」

全く…自分で言うのもなんだが、男っぽい…;
いやいや今はそんなこと言ってる場合じゃなくて…;;

「酷いな梓〜実の兄を忘れたのか…?」

……ん?

兄………???

まさか……


< 28 / 38 >

この作品をシェア

pagetop