Love & Friend

《5》

あたしは1階の1番涼しいとこを陣取った。

「あ…!!こら梓!1番涼しいとこを…!」

夜兄が悔しそうに言う。

「はっはっは〜」

あたしはそんな夜兄を見てケラケラ笑う。

そんな言い合いの中お母さんが「朝ごはんよ」と言った。

「「「はーい」」」

あたし達は席に着く。
そして家族4人の話し合いになった。(お父さんと和磨は爆睡;)

「今日ねぇ〜…家族でどっか出掛けない??」

とお母さん。

「良いね〜!」

「おぅ!久しぶりに揃ったんだからな♪」

と星兄、夜兄。

「あ、良い…」

ん……?

ちょいまち…

今日……?

「あ……;」

あたし今日バスケの試合見に行くんだっけ…;
どーしよ…;

「何?梓何か用事あんの?」

星兄が聞いてきた。

「え……うーん…まぁ…?」

「なんで疑問系なんだよ」

夜兄に突っ込まれてあたしは「ゔ…」 となる。

だって…一応さやっちとは約束したけど、本来の理由は竜の…

!!!!???


いやいや;
違う!

か、カッコイイ男子を見つけるためだ!;

ぅん…;


あたしは一人「ぅ〜…」と言っていた。

< 32 / 38 >

この作品をシェア

pagetop