聲~その瞳
零…
「あ!晴さんみっけ!」
「うわ、やべっ!」
「なっ!離せ!」
「逃げるぞ!」
オレは零を抱き上げ走った
「はぁ…はぁ……」
「………」
「疲れたー…」
「だから離せと言ったんだ」
今は芝生の上で休憩中
オレは疲れで寝っ転がった
「どうしてオレに構う」
そう聞いた零は
少しさみしそうに感じられた
「さぁ…何でだろうな?
多分…零が好きだからかな~」
ポンと頭に手を置いて撫でた
「なっ!やめろ!」
照れてか零は嫌がった